「とよ」の国の卑弥呼(2)

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その「とよ」には 弟がいたようで 卑弥呼としての姉を力強くサポートしていました。おそらく統治王としての弟と 祭祀王としての姉・卑弥呼のコンビで国を統治していたと思われます。初代卑弥呼より数え13代目になるようでした。

志賀島の金印は 「漢」の王から奴国の王としての承認印ですが 「とよ」の時代も「魏」の国にしばしば使いを送り「魏」の王からの承認を得て周辺の小国を統治していたようです。「とよ」の時代大変巧みな他国との交流と 統治王としての弟と祭祀王としての姉・卑弥呼のコンビは大変りっぱに邪馬台国を運営しその頃の九州は安定していきます。ところが弟の死後、次第に邪馬台国の南に位置して対立を続けてきた狗奴国(くなこく)に脅かされていきます。12代目卑弥呼は 狗奴国との戦いで戦傷を負い その後病死しています。

「とよ」の話しを聞いているあいだ不思議なことに 「とよ」と瀬織津姫のイメージがダブって見えるのです。深く意識をあわせると ああ・・なんということでしょう! あの饒速日命(にぎはやひのみこと)を助け大和の国の統一に尽力した瀬織津姫(せおりつひめ)が、13代目の卑弥呼として転生し 今度は九州の統一に尽力していたようです。そして驚いたことに饒速日命の魂がこんどは 「とよ」の弟として転生し共に助け合っていたようです。

魂の歴史とはなんとすごい仕組みで動いているのでしょうか・・。それにしてもこのお二人の魂はいつも助け合いコンビを組み 日本の国の統一、安全、進歩に力の限り尽くしておられるようです。

全力を尽くして生き抜いた「とよ」の名前は 決して忘れ去られることはなく その後、 田川の邪馬台国のあった場所を中心に「豊(とよ)の国」と呼ばれるようになったのでした。

その邪馬台国も「とよ」も高齢となり力陰ってきた頃より 不安定となりました。歴史は流れ、次の14代目の卑弥呼の登場を待つことになります。

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