香春神社の奇跡の岩(1)

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先日 田川郡香春町にある香春神社に参拝に行きました。鳥居前の駐車場から かなり長い階段を歩き本殿に到着しました。さて、香春神社は平安時代に建てられた大変由緒ある神社です。かつては宇佐神宮を凌いで、豊前(田川~行橋~宇佐あたり)の国の一宮(地域の最高位を与えられた神社)として崇められていた神社で伝教大師・最澄や多くの名僧が訪れています。

御祭神は①香春岳の一ノ岳が 辛国息長大姫大自命(からくにおきながおおひめおおじのみこと) ②二ノ岳が忍骨命(おしぼねのみこと) ③三ノ岳が豊比売(とよひめのみこと)とのことで当時の香春岳の三つの山に対しそれぞれ神様が祀られていました。

早朝の香春神社の境内は素晴らしい神気に満たされた感じがします。古(いにしえ)の名僧達の思いが重なり 爽やかさに重厚な雰囲気を与えています。

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さて拝殿での参拝を終え 階段を降りようとすると拝殿したに大変大きな(推定86t)岩が鎮座しています。「山王石」と名付けられた岩です。昭和14年6月30日突然轟音とともに香春岳一ノ岳から落下したとのこと。神社は直撃を免れたため「奇跡の岩」とも言われているようです。岩のてっぺんあたりに小さな鳥居が据えられています。もともと一ノ頂上にあった山王神社が移されているようです。当の一ノ岳の麓の神社が直撃を免れたのはまさに奇跡に感じます。

たいそう 威容を誇る岩に対して 祈りました。すると霊視されたその岩には 驚いたことに三柱の神様が鎮座されているではありませんか・・。

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